事故事例の詳細

事故概要

1人で窓の近くにある教師用本箱やその上に置かれたテレビを,上靴を脱ぎ,児童用腰掛けに乗り掃除をしていた。ところがどうしたはずみか,窓より 4.7m下のコンクリートの「犬走り」上に頭部より転落,意識不明となった。同室で一緒に清掃していた 35名の児童及び指導に当たっていた教師も全く気づかないうちの事故で,転落時の様子は不明である。直ちに救急車で市内の病院へ移送,多発性頭蓋骨骨折・脳挫傷・頭蓋内出血,左外眼筋麻痺の治療を受けたが障害を残した。


この事故の事故パターン

  事故のきっかけ 事故の過程 結果 詳細と留意点
  窓際の据え付け家具などにのぼる  窓から落ちる  墜落(ベランダや屋上などの高所から落下すること)  事故パターンの詳細と留意点を見る

事故概要詳細

情報ソース 学校関係団体による収集事例 
建物用途 学校  
場所 バルコニー・屋上・その他高所 その他室内  
建築部位 窓  
障害程度 重度のケガ  
事故にあった方 年齢  
性別 小 2女 
出典: 学校リスク研究所・転落事故データベース(内田良 愛知教育大学講師)
学校の管理下の死亡・障害事例と事故防止の留意点 (独立行政法人 日本スポーツ振興センター)
ID:484[mid:242]