事故事例の詳細

事故概要

帰りの会を済ませ、児童は各々下校していた。本児は、かばんを背負って2階の教室を出た。そして、かばんを背負ったまま、階段の手すりから身を乗り出した。このとき傘を手に下げていたためかバランスを崩し,階段の外側へ転落し,下駄箱に当たり,床に転落した(1年生の話では手すりで滑って降りたともいう)。病院で診察の結果,吐き気が出たら来院するようにと指示され帰宅したが,翌日りんごのすりおろしを飲んだところ嘔吐し帰りの会を済ませ,児童は各に,下校していた。本児は,かばんを背負って 2階の教室を出た。そしてかばんを背負ったまま階段の手すりから身をたので,再度来診,頭蓋骨骨折が判明し,その後容態が悪化した。翌朝意識不明となり, 6日後死亡した。


この事故の事故パターン

  事故のきっかけ 事故の過程 結果 詳細と留意点
  手すりで遊ぶ  手すりなどの上を越える  墜落(ベランダや屋上などの高所から落下すること)  事故パターンの詳細と留意点を見る

事故概要詳細

情報ソース 学校関係団体による収集事例 
建物用途 学校  
場所 廊下・ホール その他室内  
建築部位 階段 手すり  
障害程度 死亡  
事故にあった方 年齢  
性別 小 3男 
出典: 学校リスク研究所・転落事故データベース(内田良 愛知教育大学講師)
学校の管理下の死亡・障害事例と事故防止の留意点 (独立行政法人 日本スポーツ振興センター)
ID:388[mid:118]