事故事例の詳細

事故概要

廃品回収業者が、取引先の工場内の作業用エレベーターに乗り込もうとして手動式外扉に手をかけて横に引いたところ容易に開いたため、そこにエレベーターのかごが来ているものと信じて足を踏み出したところ、かごが来ておらず、足を踏み外して3.8メートル下の昇降路底部コンクリート床面に落下し、約4ヶ月の傷害を負った事故。 



この事故の事故パターン

  事故のきっかけ 事故の過程 詳細と留意点
  乗り場から昇降路に落ちる  墜落  事故パターンの詳細と留意点を見る

事故概要詳細

情報ソース 裁判判例 
建物用途 ホテル・旅館  
場所 その他場所  
建築部位 エレベーター  
障害程度 死亡  
事故にあった方 年齢  
性別  

判例の詳細

責任の所在
工場経営者に工作物責任を認めた。
瑕疵・過失の有無
瑕疵あり

・建築基準法及び同法施行令に定める安全装置を具備していない。

判例の解説

事件番号・判例時報 平成4年(ワ)8614号

1508号138頁 
裁判年月日 平成5年10月25日 
事件名 損害賠償請求事件 
裁判所名・部 東京地裁 
判示 一部認容 一部棄却 
原審事件番号  
原審裁判所名  
原審結果  
被害者 工場外部の業者 
天候等の状況  
ID:1220[mid:61]