事故パターンの説明

事故パターン

事故のきっかけ 高所に物が置かれる 
事故につながる動作 物が落ちる 
事故種別(結果) 落下物にあたる 
事故の例

マンションの階段に置いてある植木鉢が強風の為、落下し、危うく当たりそうになり、思わずヒヤリとした。 

事故予防の留意点

建設段階の留意点
(1) バルコニー等の花台、布団干し竿、冷房室外機置き場などは、強風等が吹いても、設置物が落下しない位置に設けるか、固定できるものとする。 
(2) バルコニー、吹き抜け、階段室上部等の手すり、手すり壁の上端部を物が置かれるような形状にしない。 
(3) 状況に応じ、物が落ちた場合に被害がでないよう、下庇、保護網などを設ける。または、バルコニー、外部廊下などの直下に、人が立ち入らないよう、植栽等を施す。 

管理段階の留意点
(1) 手すり等よりも高い位置に落下危険物が置かれていないか、定期的に確認する。 
(2) バルコニー、吹き抜け、階段室上部等の手すり、手すり壁の上端部に物が置かれている場合には、応急的に置かないよう表示等により注意喚起した後、置きにくい形状に改善する。 
(3) 落下防止の措置が損傷等していないか、定期的に確認する。 

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