事故パターンの説明

事故パターン

事故のきっかけ 壁からの突起物 
事故につながる動作 体を動かして静止部分にぶつかる 
事故種別(結果) ぶつかり 
事故の例

共用廊下を子供が歩く際、各戸の出窓(厳密には窓下にエアコン室外機スペースがある窓)の凸部に頭をぶつけた。 

事故予防の留意点

建設段階の留意点
(1) 壁に突起物は設けない。特に、照明器具や衣装掛け、設備盤、消防用設備(消火器)などの設置位置には注意する。 
(2) 子どもや車椅子利用者の視点(低い位置の突出物)でも検討する。 
(3) 体の動作(座り位置からの立ち上がり、洗面時等の前かがみ、歩行中の手足の軌跡など)に留意する。 

管理段階の留意点
(1) 突起物周辺に人が近づけないような措置を施す。 
(2) 注意喚起を行う。例)トラテープを貼る。 傷害軽減措置を施す。例)クッション材を貼る。 
(3) 壁仕上げ材等が損傷、変形により突出していないか確認する。 

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