事故パターンの説明

事故パターン

事故のきっかけ (人の立ち入りが想定されない高所) 
事故につながる動作 手すりなどがなく落ちる 
事故種別(結果) 墜落(ベランダや屋上などの高所から落下すること) 
事故の例

高校生が、3階教室の窓を外側からふこうと、外側のひさしに降りようとして墜落した。 

事故予防の留意点

建設段階の留意点
(1) 利用を想定しない高所には人の立ち入りを防止する措置を講じる。例)手すりのない屋上への出入り口には錠を設ける。奥行きのある庇に面した窓は庇に人が出入りできない開口形式とする。 
(2) 容易に屋根等の高所に人が登れるような構造、形状としない。例)搭屋等のタラップは人の手の届かない高さから設置する。庇は人が乗れないよう傾斜した形状とする。 

管理段階の留意点
(1) 想定外の高所に人が立ち入っている形跡がないか、定期的に確認する。 
(2) 高所には、人に立ち入らせないような措置を講じる。例)屋上への出入口を施錠管理する。 
(3) 人が立ち入らないよう注意・警告、安全教育を行う。例)張り紙、サイン掲出など。 

関連規定との関係

建築基準法

施行令

高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー法)

施行令

高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー法)施行令
国土交通省告示第1497号
国土交通省告示第1497号

省令

移動等円滑化のために必要な特定公園施設の設置に関する基準を定める省令
移動等円滑化のために必要な特定路外駐車場の構造及び設備に関する基準を定める省令
移動等円滑化のために必要な旅客施設又は車両等の構造及び設備に関する基準を定める省令

建築設計標準

建築設計標準(平成28年度改正版)

住宅の品質確保の促進等に関する法律

評価方法基準

その他法令等

公営住宅等整備基準
指定介護予防サービス等の事業の人員、設備及び運営並びに指定介護予防サービス等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準

予防関連キーワード

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