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事故パターンの説明
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事故パターン
事故のきっかけ
引き戸・窓
事故につながる動作
可動部分に挟まれる
事故種別(結果)
挟まれ
事故の例
病院の引き戸(ゆっくり閉まるタイプ)で人差し指をはさんだ。
事故予防の留意点
建設段階の留意点
(1)
取っ手を持った手が、ドア枠に挟まれたり、触れたりすることのない納まりとする。(例:十分な引き残しを確保する。)戸袋に手指を引き込まれるような隙間を設けない。
(2)
万が一挟まれた場合の傷害軽減のため、扉の閉まるスピードを遅くする。例)オイルダンパーなどを設ける。
(3)
万が一挟まれた場合の傷害軽減のため、不必要に扉の重量を重くしない。
管理段階の留意点
(1)
事故が繰り返し起こるような、建具は交換する。
(2)
挟まれ防止の注意喚起を表示する。
関連規定との関係
高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー法)
施行令
高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー法)施行令
18条(移動等円滑化経路)2項
省令
移動等円滑化のために必要な旅客施設又は車両等の構造及び設備に関する基準を定める省令
4条(移動等円滑化された経路)
建築設計標準
建築設計標準(平成28年度改正版)
2.3 建築物の出入口
2.4 屋内の通路
住宅の品質確保の促進等に関する法律
評価方法基準
9-1 高齢者等配慮対策等級(専用部分)(3) 評価基準(新築住宅)イ 等級5 ⑤ 通路及び出入口の幅員
予防関連キーワード
引き戸/挟まれ