事故パターンの説明

事故パターン

機械設備 エスカレーター 
事故の過程 踏み段と周囲のすきまに、履物、靴ひも、指、衣類、マフラーなどを巻き込まれ、身体に危害が加わる 
事故種別(結果) 巻き込まれ 
事故の例

子供が母とスカレーターに乗っていたところ、履いていたゴム長靴の右足先端がステップの間に巻き込まれ、負傷した。 

事故のきっかけと対策

事故のきっかけ 建設段階の対策 管理段階の対策
(1) 踏み段と降り場のくし板のすきまに巻き込まれる  すきま幅を抑制する。くし板と踏み段の溝の形状に配慮する。  細いひも状のものや、指等が巻き込まれないよう利用者に注意喚起を行う。 
(2) 踏み段と側板(スカートガードの間に巻き込まれる  すきま幅を抑制する。摩擦を低減した側板の仕様とする。  すき間幅を定期的に検査する。側板の摩擦抵抗を低減するポリマー塗装等を行う。 
(3) 踏み段と踏み段の間に巻き込まれる  すき間幅を抑制する。溝の形状に配慮する。   

関連規定との関係

予防関連キーワード

エスカレーター   この対策キーワードで関連情報を検索