国総研からの報告
各種統計データを用いた日常災害の実態調査
東京消防庁の協力のもと、救急搬送データ(2016年)を用いた日常災害の実態調査を実施し、日本建築学会大会(2019)で発表しました。
その1 2016年の救急搬送記録から見る日常災害の実態
日常災害の実態把握を目的に、死亡から軽傷も含めた事故の実態を整理しました。
その2 建築環境及び人口構成の変化と事故の傾向に対する一考察
1976年データをもとに行われた同様の研究調査結果と比較し、当時と現在の日常災害の発生の状況等について比較しました。
その3 人的被害強度分布推定の試み
把握の難しい軽症事故の実態を推測し、人的被害強度分布の推定を試みました。さらに推定結果をもとに強度分布図を作成しました。