本サイトに登録された各種の事故事例をどのようにして防ぐべきか、専門家の視点から解説や実践的な取り組みの例をご紹介します。
近年の裁判例から、責任の有無につき判断が分かれた根拠を整理し、建物の設計・管理に関わる者が考慮すべきポイントについて解説しています。
家庭の浴室(浴槽)における溺水事故が近年増加しています。その事故を予防するために実態と対策、関連情報について建築的な視点を含めてまとめました。
なぜ危険な建築デザインが生み出されるのかの背景や、事故につながる人間行動の特性などについて分かりやすく解説されています。
小学校における安全に配慮した建築デザイン・計画の実例を示しながら、そのポイントについて解説されています。
建物周辺で事故が起こった場合、その責任はどのような観点から法的に判断されるのか。所有者、利用者、管理者、施工者・設計者などそれぞれの立場から解説されています。
建築基準法にしたがって建てられた建物等であっても、現実に事故が発生する事があります。過去の建物事故に関する裁判判例を基に利用者や所有者、設計者、施工者、管理者の法的責任等が解説されています。
東京理科大学の直井研究室では、建物にかかわって生じる種々の事故(われわれは「建築日常災害」と総称しています)の防止を中心的な課題に据え、30年以上にわたって研究を重ねてきました。その編数は、およそ270編に達します。2009年に直井の定年退職により研究室を閉じるのを機に、この蓄積をデータベースとしてまとめました。研究資料ですから、そのままの形で直接設計などに使えるというものではありませんが、事故防止のための基礎的な参考資料として、何かの折に利用していただければ幸いです。