このサイトの使い方

このサイトでできること

 このサイトでは、建物の不備等によって人間の日常生活のなかで突然おこる墜落・転倒・ぶつかり等の日常災害についての情報を検索、閲覧する等ができます。

このサイトでできること
(1)事故パターンリストの閲覧

 よくおこる事故を事故の状況(転んだ、滑った等)から体系的にパターン化したものを見ることができます。事故のパターン別に事故を予防するための対策案が掲載されており、建物設計時や建物管理時におけるチェックリストとして活用することができます。

(2)事故事例や事故関連情報の検索・閲覧
事故事例:具体的な事故事例を検索し、閲覧することができます。事故が発生した場所は公共施設などがメインで、住宅は廊下やロビー等の共用部分のみが該当します。
関連情報:学術論文や書籍、各団体の基準や評価指標など建物事故に関連した情報を検索し、閲覧することができます。キーワードやフリーワードによる検索も可能です。
(3)安心・安全なマンションのために

 マンション管理組合の方向けに、マンション内での転倒や階段からの転落、高所からの落下という日常事故を予防することを目的として、「建物事故予防ナレッジベー ス」からマンションに関連する日常事故事例や対策を抜き出して、まとめたものです。

(4)安心・安全な生活の関連規定との関係

 「建築基準法」「バリアフリー新法」「品確法」等、日常災害を予防する目的の関連規定をまとめたものです。

(5)事故を防ぐ為の解説・提案
安全・安心な建築デザイン:事故につながる人間行動や具体的な危険箇所の事例を通して、建物事故を予防するために設計時に配慮しておくべき事柄を学ぶことができます。
小学校における安全計画の考えかた:小学校における安全に配慮した建築デザイン・計画の実例を示しながら、そのポイントについて解説されています。
法的責任のあり方と裁判事例の傾向:建物事故に関係する裁判判例を通して、責任の所在や瑕疵の捉え方、要求される安全水準などについて学ぶことができます。
具体の裁判判例にみる建物事故の
法的責任:
建築基準法にしたがって建てられた建物等であっても、現実に事故が発生することがあります。ここでは、過去の建物事故に関する裁判判例を基に、建物の所有者、設計者、施工者、管理者の法的責任等について解説しています。
事故防止に資するための研究:建物にかかわって生じる種々の事故の防止を中心的な課題に据え、30年以上にわたって研究を重ねてきました。2009年に直井の定年退職により研究室を閉じるのを機に、この蓄積をデータベースとしてまとめました。
(6)国総研からの報告

 建物事故に関する国土技術政策総合研究所の調査・イベント報告を閲覧できます。報告の内容としては、公共的空間における転倒・転落事故死者数を表す指標や将来の転倒・転落事故死者数予測などがあります。

(7)発生した事故の報告、事故予防に役立つ失敗・工夫事例の報告

 転倒や転落などといった事故を体験・目撃した場合、その情報を投稿することができます。
 また、設計や建物管理上で、失敗した事例や工夫した事例などを報告することができます。